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【ブログ】セラピストを目指した理由~知識や情報は力~

 
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アーユルライフセラピスト

こんにちは。アーユルlifeガイドのかおりです。

今日のブログではいつもとは少し趣向を変えアユレオープンのキッカケにも繋がる原点に戻ってお話をします。

なぜ、わたしがセラピストを目指す事になったかそして現在の様にアーユルヴェーダをインドから学びたいと思ったのかと転機にもなった出来事を綴りたいと思います。

長いですがご興味ある方はお付き合い頂けると嬉しいです。

 

最初に以下はわたしが心に留めている事です。

【健康で生きるために】

・自分と家族の健康は自分で守る

・上記の為の知識や情報を蓄え、アップデートする

(※情報に関しては後で記載します)

・健康に関して病院や医者に任せきりにしない

わたしが学んでいるアーユルヴェーダでもアーユルヴェーダの目的として

健康な人の健康をまもり、病人の病氣を鎮静することである (チャラカ・サンヒター)とあります。

 

アーユルヴェーダを学んでいて、難しい中にも色々と腑に落ちる事があり、自分を健康にするのは自分自身の他にならないと強く感じています。

【大切な人の死から学んだ事】

次に今の仕事に繋がるキッカケとなった出来事を書きます。

やや重めのタイトルですが、人っていつ亡くなるか分からないですよね。

今日元氣でも明日には事故で亡くなるかも知れないし頭では分かってはいても身近な家族や恋人や友人など大切な人とのお別れってやっぱり辛いです。

でも、だからこそ、死を目の当たりにして普段は考えない事を深く考えたり、今までしなかった事を始めるキッカケにもなると思うんです。

わたしの場合は父親でした。父は自然の豊かな所で育って進学のために上京して来たワイルド系オジサンだったのですがとても身体は丈夫な人でした。

わたしはお父さん子で小さい頃から色々な場所へ連れて行ってもらい、大人になってもよく二人で居酒屋に行き飲んでいましたし、二人で三宅島にキャンプに行ったりしました。

結婚を機にわたしは東京から、移住してしまったので、以前ほどは会えなくなったのですがそれでも周りから驚かれる事も多いほど仲は良かったです。

そんな父が公務員を60歳で退職し、新しい事業を立ち上げようとした矢先に胃癌の宣告を受けました。

最初は信じられなくて東京に父に会いに行った時も少し瘦せてはいるけれど、以前と変わらず活動的だし良い方に向かってくれたらと祈るばかりでした。

父はステージ4の胃がんで余命は半年~5年と告げられて、胃の全摘手術を受けました。

手術の翌年は2011年で東日本大震災が起こり、東京に行きたくても第一子を妊娠していたわたしには移動が簡単な状況ではありませんでした。

母から父の状況が悪いと聞いていて、後悔したくないし家族で最後の時間を過ごしたいと飛行機に乗り東京へ行き可能な限り父と過ごしました。

少しでも免疫を上げて欲しいという願いからわたしは東京へ行くたびに父の足裏のマッサージを始めました。

本屋さんでリフレクソロジーや台湾式足つぼの本を買い自分で用意したアロマオイルを持参して父の足を自己流でマッサージしました。父はとても喜んでくれて、足のケアをした後は眠りも深くなった様子でした。

この出来事がわたしがセラピストなど癒しの仕事に興味を持ったキッカケの一つです。その後、他にも色々とセラピストへのキッカケが降って来た様に起こり、あれよあれよという間にエステの学校に行く事になりました。

 

わたしが出産すると、産後は動けないわたしの所に父は新幹線に乗って当時住んでいた場所に遊びに来てくれました。

病状が悪化しこの旅行中に倒れてしまいた父、病院のベッドで管に繋がれていましたが初孫と対面もかないました。

初孫を抱いてよっぽど嬉しかったのかいつもは気丈な父が泣いて喜んでくれました。

今思ったら、きっと孫の顔を見るまで死ねないって頑張っていてくれたんですよね

その後具合どんどんが悪くなり東京でも入院した父。最後は癌の痛みをモルヒネで緩和して戦っていました。

そんな中、病院でも個室だったので足のケアは続けました。意識がもうろうとしている父の足の爪を切り、足裏

をアロマオイルトリートメントしていました。

ありがとうと言われた言葉が今も心に残っています。これが大好きだった父との最後の大切な思い出です。

そしてこんな時代に痛感している事。

知識と情報は力です!あなたが情報や知識を得る事で大切な人が守れたり、時には助かったり、病氣の時にはケアしてあげる事が出来ます。

自分の健康は自分で守る事、全てを病院や医者任せにしてはいけない事、本質を見抜く事、直観に従う事 etc

わたしも未だ未だ学びの途中ではありますが、アユレとご縁があった皆さんにも是非、色々と学んで欲しいと思っています。

 

今のわたしだったら・・・

病氣の父へアドバイスしたい事が山ほどありますが、当時は癌の末期の父を前になすすべもなく、ただただ寄り添う毎日。

どうやったら癌の痛みと戦う父を少しでも楽にできるかを自分なりに考えていました。

亡くなる数日前まで朝刊を買ってきてとか、自分が死ぬ事が想像できない様子で(死から目を背けたかったのかもしれません)遺書も全くなかったので死後、家族は色々と困ったのですが・・・。

初孫との対面から2か月経たないうちに父は他界しました。

日本では病氣にかかると選択肢が少ないと思います。例えばインドやアメリカなど一部の海外では西洋医学とアーユルヴェーダなどの代替医療を患者さんが選ぶ事が出来ます。(時と場合によりますが)

西洋医学を全て否定したい訳ではありませんが、病氣になった時のまるでベルトコンベヤーの様な一連の流れに違和感を感じ、アーユルヴェーダなどの代替医療に興味を持ちました。

日本の医療の現状を変えたいと奮闘されている方も沢山いらっしゃる事も分かりわたしもアーユルヴェーダを少しでも広めるお手伝いが今後も続けられると幸いです。

世界の人々が健康で幸せでありますように。

アユレも2021年10月でオープン5周年を迎え、今回はサロンの節目もあってセラピストになりたいと思ったキッカケを書きました。

アーユルヴェーダの健康法にはインドのミナクシ先生の動画を紹介します。

※追記 【情報に関して】 最近、検索エンジンとしてDuckDuckGoというサイトが少し注目されています。
情報を検索する時にGoogle大先生ばかりではなくこちらも利用するのがおススメです。
https://duckduckgo.com/

アユレHP https://ayure.xyz/

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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